●ストーリーの概要
かつて小林多喜二は、明治以降に、港と鉄道の大動脈により発展していく小樽を北海道の『心臓』と表しました。北日本随一の商都に発展した小樽は、未来を夢見た人々や財を成した資本家の「民(たみ)の力」で街をつくりあげてきました。
高度経済成長期に衰退する小樽に、荒廃した運河を埋め立てて道路にする計画がつくられます。失われていく「まちの記憶」を守るために新たに動き出す「民の力」。「小樽運河保存運動」を契機に歴史的遺産をまちづくり観光に活用・再生につなげ、日本のまちづくり運動の先駆けとなった小樽市民の物語です。
●サブストーリーとしての食文化
小樽の人々の暮らしとともにある文化遺産の一つが、今回募集する小樽の食文化です。平成30年度に策定された「小樽市歴史文化基本構想」(発行:小樽市)では、「現在の小樽では、このような多様な風習(食習慣)は次第に失われている。(中略)伝承が先細りとなっていくことが危惧される。」と述べられており、小樽の食文化を調査し、時代の中で生きた人々の暮らしとともにある食文化を「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」のサブストーリーとして共有することがとても重要です。
我が家の「小樽めし」ご記入について
●あなたの家で長く食されてきた料理をご記入ください。
●特別な料理でなくても構いません。
●今は食べていなくても、過去に作っていた、または食べていた料理もご記入ください。
●例えば、「ニシン漬け」「飯寿司」「クジラ汁」「三平汁」などを、今でも作っているご家庭はありませんか。
●「甘納豆の赤飯」「べこ餅」は買うこと多くなりましたが、今でも作っているご家庭はありませんか。
●今は食べていないけれど、「昔祖母が作っていた」などのエピソードも教えてください。
●その他、食にまつわる些細なことでも結構ですので、教えてください。
【 情報の取り扱いについて 】
●小樽の家庭に伝わる貴重な食文化が段々少なくなってきています。
●貴重な食文化をこの事業を通じて掘り起こし、後世まで伝えていくのが本事業の目的です。
●皆様から頂いた貴重な情報は、今後の食文化の継承や振興に活用し、小樽の食文化として大切に取り扱ってまいります。
【 応募の方法 】
❶下記リンク「我が家の『小樽めし』募集!!」Googleフォームからご応募いただけます。また、PDFデータを、ダウンロード、印刷していただき、郵送またはFAXにてご応募していただくこともできます。
「我が家の『小樽めし』募集!!」 Googleフォームはこちら
「我が家の『小樽めし』募集!!」チラシ PDFデータはこちら(1.2MB)
❷無記名でも構いませんが「居住地」「性別」「年齢」は必ずご記入ください。
あなたの情報が小樽の食文化の伝承に欠かせません。
ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
●主 催:小樽市日本遺産推進協議会
●連絡先:日本遺産磨き上げ推進事業「食文化の継承・振興」事務局
〒047-0031 小樽市色内1丁目9番6号
(株)オー・プラン内
TEL:0134-29-1003
FAX:0134-29-0594
MAIL:daihyo*o-plan.com
メールを送る際は*を@に変えてお送りください。